学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

統計学

10月の試験で単位を何とか修得した統計学、慶應通教で経済学部を選択した人のほぼ全員(学士入学で前の大学で統計学の単位を修得していて、入学審査で認定された人は別)に付きまとう必修科目の一番手。レポ4回やらないと試験に辿り着きません。配本テキストは電話帳のような分厚さで私のような根っからの文系人間には拷問とも思える数式の羅列で占められます。力業で慣れる要素も必要かもしれません。そんな統計学に新書版の入門書が新たにお目見え。David J Hand著、上田修功訳『統計学』(丸善,2014)がそれ。1月に出たばかりで数式を使わずに統計学の考え方の導入の導入を扱います。前半はデータの扱い方に関する記述が多い印象で、試験やレポに対応するにはこれだけでは厳しいですが、配本テキストに記された語句へのアレルギー反応を軽くするにはいいかもしれません。価格は1000円。