学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

科目回顧(国民所得論、経済変動論)

 科目回顧、今回は選択科目の理論系科目、国民所得論と経済変動論です。配本によれば、国民所得論は国内総生産はこれを構成するパラメーターが変わるとどのような影響を受けるかを扱う科目です。要するに短期での「景気」の変動要因と対処法を考える基礎になる科目ということで、マクロ経済学の基本の定着がメインとなる科目です。この科目に取り組んでいたとき、他の必修も立て込んでいて、しんどい時期でした。配本は分かりやすく書かれている分、シンプルな記述が奥の深さを感じさせる内容でした。計算も出来ないといけません(簡単ですが)。

 一方、経済変動論はより長期的な経済成長を理論的に考察するものです。この科目は現在、レポは写経が要求されています。私はワープロが使える最後の年に駆け込みで出しました。レポ自体はどちらかと言うと細かい部分で1回、やり直しになりました。科目試験も複数回受験し、それなりに苦労しましたが、2015年度第3回科目試験で奇跡的にこれの単位が通ったおかげで116単位に到達し、単位満業となった思い出深い科目です。配本はかなり高度な内容で難しかったですが、参考書も買って要点だけ抑えるようにすると面白くなってきました。あえて取らなくてもいい難しい科目にトライすると身になりますね。

 そういえば、理論系の選択テキスト科目ってみんなマクロ分野ですね。