さよならKcc
10月になりました。NLで予告されていた通り、kccにアクセス出来なくなりました。0時を回って少しの間はログインできましたが、一晩寝たら、ログイン情報が無くなっていました。予告されてたとは言え、「別れは突然に」です。思えば、入学した時にサービスインしたkcc。最初はレポと試験の両方が通らないと取った科目が記載されなくて、単位の状況を自分で推測するアナログな部分がありましたが、それはそれで一喜一憂したものです。旧システムの時からこの3年半で一番見たネットサイトかも知れません(言い過ぎ?)。文字通り、生活の中心にありましたが、卒論単位が入るのを見ることなくさよならです。
科目(スクーリング)回顧(経済学史、倫理学特殊)
科目回顧のオーラスはEスク科目です。Eスク科目は2015年度に倫理学特殊、2016年度に経済学史を履修しました。なお、経済学史については、2014年度に三田開講の週末スクで履修登録し、1週目の講義は受講しましたが、再三書いたように2週目(当時は土日各3コマずつ×2週で構成)に台風が襲来し、翌日の仕事との関係で試験を受験してしまうと仕事に行けなくなってしまうという二律背反を抱えることになり、やむなく試験の受験を断念したという前置きがあります(先生は違う先生)。
倫理学特殊は経済倫理学がメインテーマで先生が執筆されたテキストに基本的には沿う内容ですが、労働を初めとする経済活動をめぐる問題を倫理学の観点から考える内容です。授業は淡々と進んでいくように見えて、自分の職業生活での体験と照らし合わせてみてうーむと考えることが多かったです。産業社会学(E)の配本と対照させてみるのもいいなと思いました。
経済学史は先生が違うので同名科目でも中身が違うのはもちろんですが、2014年度の週末スクでの授業よりもより基本的な内容で構成されていたと思います。授業で取り上げる思想家の思想の背景や内容、影響等を丹念に追いかけていきます。ただ、如何せん、卒論の追い込みの時期であったこともあり、動画を何回もしっかり見る時間が無かったという厳しさがありました。試験は初めて夏の名古屋へ遠征しましたが、出題を見て記憶が飛んだことを覚えています。慶應通信で最後に受けた科目も厳しい闘いを強いられました。まぁ、そんな過程も楽しみながらやるのがブログの名前に適うというものです。
以上、ざっとですが単位修得済み科目の反省点や雑感を回顧してみました。
科目(スクーリング)回顧(総合講座・政治理論)
スク科目回顧、今回は大阪シティキャンパスで開講された2014年度の総合講座と2015年度の政治理論の2科目です。この2科目は大阪開講のスク科目ですが、スク種別としては、総合講座は地方スクーリング、政治理論は週末スクーリングの扱いです。地方スクーリングという名称のスクーリングは2014年度まで開講され、大阪開講の総合講座と英語のWとRが1科目1都市ずつで開講されてました。週末スクーリングが本格化すると英語の地方スクは三田での週末スクに統合され、大阪開講の総合講座は週1回開講という夜スクの要領で実施されていましたが、2015年度からは三田での夜スク1科目を通信中継するスタイルに変更されました。よって、毎週、先生が大阪に来られる生講義のスクは2014年度でなくなりました。その代わりに大阪キャンパスでの週末スクが行われるようになったという経緯があります。
2014年度までに大阪で開講されていた総合講座は三田の夜スクで開講されていた総合講座と名称は同じですがテーマが異なります。大阪開講分では慶大の先生だけでなく各大学の先生がオムニバスで出講されました。2014年度のテーマは先日、オリンピック/パラリンピックがあった南米を中心とするラテンアメリカの地域研究です。前学でロシア政治の特講は取った記憶がありますが、ラテンアメリカは初めてでした。とても刺激的で毎週通うのが楽しみでした。かなり遠方から通っている人もいました。これだけの講義をコーディネートされる先生方のご負担は相当だろうなと思っていました。でもまたこんな科目も大阪でやってくれたらなと思います。講義後はたまにキャンパス下に飲みに行ってました。
2015年度は大阪(週末)スクとして政治理論が開講されました。昨年の秋はこのスクを皮切りに科目試験6連戦、論文指導と殺人的スケジュールになってました。今年は東京と大阪で日程がそろっていますが、2015年度は大阪開講分が東京より1週遅れて始まりました。前学では慶應通信でいう乙類に相当する学科にいましたが、政治学という学問の流れと種類から始まり、政治理論の導入をこれだけわかりやすく聞いた講義はありませんでした。先生は卒論のテーマ設定のこともお話し下さってました。頑張って受講した甲斐がありました。