学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

塵も積もれば…

 卒試の結果発表はまだ来ません。先に卒論やらで塵も積もれば式でため込んでいた積年の疲労の方が先に来てしまいました・・・。単位不足で明日の試験で通らないと卒業できないという状況になっていたらまさに半泣きでした。明日から受験される皆さん、頑張って下さい。言わずもがですが、2017年3月卒業を目指される方はこれから先、体調管理は最重要です。

先端科目

  ノーベル経済学賞の受賞者発表がされたとのこと。経済学部門はなんだかんだ言われているようですが、今年の受賞分野は契約理論。卒論研究で頭を発狂させながら基本書と横文字論文を読みました。慶應通信でも遂にゲーム理論が開講されるなど先端分野が科目として扱われだしました。流れに乗って次はこれ?

ノーベル経済学賞 ハート氏ら | 2016/10/10(月) 19:15 - Yahoo!ニュース

学問の急流

  卒試の結果はあと2週間位?かかるようです。思わせぶりな秋の空を見ながらのマージナルマンな日々が続いています。さて、70期もみじ組入学のみなさんにキットが届き始めたようです。この度はご入学おめでとうございます。これからはレポと試験のサイクルにスクが入り込む日々ですが、学問の急流に身を任せるも良し、これに抗って緩流を探すも良し。どちらにせよ人生の一時期を割いて取り組むことを決断されました新入生の皆様の学問の航海が無事に目的地に到達しますよう祈念致します。

さよならKcc

  10月になりました。NLで予告されていた通り、kccにアクセス出来なくなりました。0時を回って少しの間はログインできましたが、一晩寝たら、ログイン情報が無くなっていました。予告されてたとは言え、「別れは突然に」です。思えば、入学した時にサービスインしたkcc。最初はレポと試験の両方が通らないと取った科目が記載されなくて、単位の状況を自分で推測するアナログな部分がありましたが、それはそれで一喜一憂したものです。旧システムの時からこの3年半で一番見たネットサイトかも知れません(言い過ぎ?)。文字通り、生活の中心にありましたが、卒論単位が入るのを見ることなくさよならです。

 

 

 

マージナルな秋

  卒試の結果通知にはまだ日がありますが、今日で学生証裏面の在籍シールの有効期間が満了します。明日からは物としての学生証は手元にあるも宙ぶらりんのマージナルな状態に。Kccにも今日で入れなくなるとNLにありましたし…。節目ですね。節目にはどんな新しいことを始めよう?

  入れ替わりに70期秋入学出願の方に通知が届き始めたようです。合格通知をゲットされた皆さん、合格おめでとうございます。始まると怒涛のようにレポと試験のサイクルが繰り返されます。最初はまごつくかもしれませんが、無理無い範囲で学問の波に乗ってサーフィンを楽しまれて下さい。

科目(スクーリング)回顧(経済学史、倫理学特殊)

 科目回顧のオーラスはEスク科目です。Eスク科目は2015年度に倫理学特殊、2016年度に経済学史を履修しました。なお、経済学史については、2014年度に三田開講の週末スクで履修登録し、1週目の講義は受講しましたが、再三書いたように2週目(当時は土日各3コマずつ×2週で構成)に台風が襲来し、翌日の仕事との関係で試験を受験してしまうと仕事に行けなくなってしまうという二律背反を抱えることになり、やむなく試験の受験を断念したという前置きがあります(先生は違う先生)。

 倫理学特殊は経済倫理学がメインテーマで先生が執筆されたテキストに基本的には沿う内容ですが、労働を初めとする経済活動をめぐる問題を倫理学の観点から考える内容です。授業は淡々と進んでいくように見えて、自分の職業生活での体験と照らし合わせてみてうーむと考えることが多かったです。産業社会学(E)の配本と対照させてみるのもいいなと思いました。

 経済学史は先生が違うので同名科目でも中身が違うのはもちろんですが、2014年度の週末スクでの授業よりもより基本的な内容で構成されていたと思います。授業で取り上げる思想家の思想の背景や内容、影響等を丹念に追いかけていきます。ただ、如何せん、卒論の追い込みの時期であったこともあり、動画を何回もしっかり見る時間が無かったという厳しさがありました。試験は初めて夏の名古屋へ遠征しましたが、出題を見て記憶が飛んだことを覚えています。慶應通信で最後に受けた科目も厳しい闘いを強いられました。まぁ、そんな過程も楽しみながらやるのがブログの名前に適うというものです。

 以上、ざっとですが単位修得済み科目の反省点や雑感を回顧してみました。

科目(スクーリング)回顧(総合講座・政治理論)

 スク科目回顧、今回は大阪シティキャンパスで開講された2014年度の総合講座と2015年度の政治理論の2科目です。この2科目は大阪開講のスク科目ですが、スク種別としては、総合講座は地方スクーリング、政治理論は週末スクーリングの扱いです。地方スクーリングという名称のスクーリングは2014年度まで開講され、大阪開講の総合講座と英語のWとRが1科目1都市ずつで開講されてました。週末スクーリングが本格化すると英語の地方スクは三田での週末スクに統合され、大阪開講の総合講座は週1回開講という夜スクの要領で実施されていましたが、2015年度からは三田での夜スク1科目を通信中継するスタイルに変更されました。よって、毎週、先生が大阪に来られる生講義のスクは2014年度でなくなりました。その代わりに大阪キャンパスでの週末スクが行われるようになったという経緯があります。

 2014年度までに大阪で開講されていた総合講座は三田の夜スクで開講されていた総合講座と名称は同じですがテーマが異なります。大阪開講分では慶大の先生だけでなく各大学の先生がオムニバスで出講されました。2014年度のテーマは先日、オリンピック/パラリンピックがあった南米を中心とするラテンアメリカの地域研究です。前学でロシア政治の特講は取った記憶がありますが、ラテンアメリカは初めてでした。とても刺激的で毎週通うのが楽しみでした。かなり遠方から通っている人もいました。これだけの講義をコーディネートされる先生方のご負担は相当だろうなと思っていました。でもまたこんな科目も大阪でやってくれたらなと思います。講義後はたまにキャンパス下に飲みに行ってました。

 2015年度は大阪(週末)スクとして政治理論が開講されました。昨年の秋はこのスクを皮切りに科目試験6連戦、論文指導と殺人的スケジュールになってました。今年は東京と大阪で日程がそろっていますが、2015年度は大阪開講分が東京より1週遅れて始まりました。前学では慶應通信でいう乙類に相当する学科にいましたが、政治学という学問の流れと種類から始まり、政治理論の導入をこれだけわかりやすく聞いた講義はありませんでした。先生は卒論のテーマ設定のこともお話し下さってました。頑張って受講した甲斐がありました。