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学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

科目振り返り(夏スク2013-2015)

夏季スクーリング

 2015年度の(私の)夏スクが終わりました。夏スクには3年間通いましたが、全て日吉でした。3年間に取った科目の簡単な振り返りを(試験の難易度とかそういう振り返りではありません)。
 初めて日吉に来た2013年度は右も左もわからず、キャンパスをうろちょろしてました。科目は公共経済学と世界経済論を受講しました。公共経済学はちょうどアベノミクスとか東京五輪決定で「お・も・て・な・し」の語が講義でも飛び交い、授業でも公共事業乗数効果の話が出ました。しかし、以後2年間(特に今年の春以降)で状況は大きく変わりました。世界経済論では世界を駆け巡るマネーのダイナミズムを実感しました。
 2年目の2014年度は2期連投しました。1期は経済法に経済原論。経済法は前の大学で在籍していた法学部で取ってなかったのでやってみたかった科目でした。試験では裏の裏まで書きまくり、手が痙攣しましたが、とても勉強になりました。経済原論は弱点補強で取りました。西先生の講義をうけてなかったら、まだテキスト経済原論の初回試験に通ってなかったかもしれません。連投で臨んだ2期はマイナーな選択の産業組織論と経済政策でした。産業組織論は経済法とセットで勉強でき、理解が深まりました。今年、国際経済学でやった余剰分析もこの講義で本格的にやりました。最終日に先生が「今年が最後の開講」と仰っていたので最後に滑り込めてよかったです。経済政策はとにかく藤田先生が圧巻でした。この年は6日間とも藤田先生がご担当されましたが、ご担当されている高校生や他の先生のゼミ所属の通学課程生も登場し、授業の中身もそうですが藤田先生のその教育熱に感じ入るものがありました。
 3年目は国際経済学に西洋史概説でした。国際経済学では貿易では経済理論と現実が異なる方向に行くことが往々にしてあると学びました。貿易交渉に携わる政治家が自身の当選(議席維持)のために小さな利益をプッシュしがちになることで全体の利益が歪むという指摘です。これも昨今の政治状況において、貿易だけではありませんが政治家の資質の点で本質を突いた指摘だと思います。西洋史概説は西洋経済史との絡みで入試であっさり放った世界史をちゃんとやろうと取りました。入試で舌を噛む人名に世界史から逃げ出したあの時とは違い、物事の繋がりを学びました。人からマイナー科目が好きですねと言われたことがあります。その通りです。苦手科目の基礎強化以外は普段聴けない話を中心に選んでましたので所謂あるセットで取る組合せというのはあまりやってこなかったように思います。
 3年経つと受講した時に取り上げられていたトピックを取り巻く状況も大きく変化することを特に感じる夏の終わりです。
 再三書いてきましたが、夏スクにはこれで一区切りをつけ、3年通った日吉での日々を胸に次の段階に進んでゆきたいと思います。