総合講座(大阪)第3回
総合講座(大阪)は第3回を迎えました。今回も伏見先生によるメキシコのお話。政治の話、麻薬問題、メキシコ(人)のアイデンティティと盛りだくさんでした。メキシコの政権与党は70年政権にあり、ちょっとだけ他党に政権が移っては戻るという日本と同じような過程をたどっているのが面白かった。選挙の開票ではほとんどイリュージョンみたいな事態が起こることもあるとかでみんな目を丸くしていました。すごかったのは麻薬問題の話でメキシコの場合、コカインが深刻だけど原産国のアンデス周辺の組織と運び屋だったメキシコ組織との間の抗争でメキシコが勝ったのだそう。麻薬撲滅をスローガンに軍を投入してもランチャーを発射されて簡単に撃墜されてしまう。メキシコの麻薬対策大臣はほぼ暗殺されるそうだ。まさにロシアンルーレットの世界だ。ただただ驚いた回だった。
次回は先生が交代し、ハイチとフェミニズムの話だそうだ。帰宅すると放送フランス語のレポートが戻ってきていた。それにしても通信のスクは本当にいろんな地方から頑張って出席している人がいるんだなぁ。驚いてしまった。