学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

科目(スクーリング)回顧(公共経済学、世界経済論)

 今回からスク科目の回顧です。まず、入学年度に履修した2013年度2期科目から。入学初年度の2013年度は2期に出席し、公共経済学と世界経済論を取りました。夏スクでは午前と午後の2科目が取れますが、聞くと組み合わせの定番のようなものがあり、公共経済学を午前に取れば、午後には経済政策を組み合わせる人が多いようです。私はそれを無視して午後は世界経済論に行きました。この組み合わせにしたのはおそらく、数式があまりないだろうという不埒なものだったような記憶もあります。

 公共経済学はテキスト科目の財政論との絡みで取りました。予習がてら財政論のレポも書いてました。先生はお二人が3日ずつご担当されるオムニバス式です。テキスト科目でいう国民所得論の内容も少し触れながら、ディスカッションタイムもある構成です。テキスト科目の原論の学習がマクロ分野にまで進んでいない時期だったので原論への程よい助走のような感じにもなりました。ちょうど、東京五輪が決まった時期で授業でもそのことが再三取り上げられていました。「お・も・て・な・し」というフレーズが叫ばれていたかと思いますが、それから3年半、事態はとんでもない方向へ来てしまいました。とにかく4年に1回、全力パフォーマンスを見せに来てくれる選手がベストコンディションで完全燃焼できる環境にしてほしいものです。

 世界経済論はこの当時、本年度は夜スクをご担当される宮﨑先生がご担当されてました。世界を駆け巡るマネーという怪物の本性とダイナミズムが学問的に語られるという刺激的な科目でした。とにかく先生の一言一言に集中してメモを取ることに終始した6日間でした。