学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

転換点

 大阪での週末スクは第1週が終了しました。昨日の最後から理論の概念の説明が続いていて、今日の最初は因果関係の前提の一つ、「他の変数を制御してもなお共変関係がある」の意味として重回帰分析の回帰式の変数の意味が解説されました。統計学(A)のレポートやる前にこの話を聞いていたらもっとすんなり配本がわかったのにと。よい理論とはどんな理論かということで現実の説明力とシンプルさの二つが要因としてあって、自然科学と社会科学では比重がかなり異なることが強調されました。P値の意味もやっと直感的にわかりました。

 後半はシンプルさの説明に移りましたが、科学としての政治学の確立の過程で伝統的な規範的政治学から実証的政治学への転換点として評価されたウォーラスベントレーの考え方を勉強しました。

 大阪シティキャンパスに2015年度版の通信の栞が置いてありました。昨年度に制作された栞もよかったですが、今年度のものもデザインが洗練されてますね。ちなみに、大阪でやっているスクーリング、シティキャンパス入口には「大阪スクーリング」と書いてありました。