学志入楽(慶應義塾大学通信教育課程)

思うところあり、慶應義塾大学通信教育課程(経済学部)に学士編入しました。志を持って楽しく学んでゆきたいと思います。

科目(スクーリング)回顧(経済法、経済原論)

 スク回顧、2回目は2014年度1期に履修した経済法と経済原論です。この年の夏スクは仕事をちょっと無理して1~2期と連闘しました。取れる間にスクは行っておかないとという感覚からです。

 午前は経済法を取りました。前学は法学部でしたが、経済法は取ってませんでした。今回、慶應通信を受けるにあたり、基本姿勢として時間割が許せば前学で手薄だった法律科目も取るというものがありました。経済法はその一環となります。あと2期で産業組織論を取ったので、この2科目はほぼ同じ問題を法学の観点から追及するか経済学の観点から考察するかということで合わせて履修すると効果が高いとどちらの先生もおっしゃってました。独占を中心とする競争阻害行為に対する法制度や審決実務の変遷や実例、課題が抑えられていきます。パワポ提示で授業が進みましたが、とにかく進行が早く、ついていくのが大変。試験も終わったら酸欠になるくらいハードで息も絶え絶えでした。でもその分のリターンはありました。

 午後の経済原論は西先生。前学でも1科目、経済原論を取りましたが、完全に忘れています。まだテキストの必修原論にまごついていた時期なのでここで取らねばという感じです。経済原論のスクは夜スク(週末スク)でもありますが、夏スクの原論は基礎編という位置づけで西先生の説明は本当にわかりやすく目から鱗でした。でも、ただ聞いただけだと身につかないのはどの科目でも同じです。代替効果や所得効果、ギッフェン財の概念などはこの科目を取って復習ノートを見返してあああという感じでした。取ってなかったらまだ今の時点でも単位は半分くらいだったかもしれません。で、スクの試験ではありえないミスをしました。プラスとマイナスを間違えるとか言ったレベルの。そういえば、20年以上前の大学受験の英語で掛け算の問題が出て見事に間違えました。英語力ではなく小学校レベルの算数が分からなかったという。それに次ぐボーンヘッドをやってしまいました。経済法の酸欠が尾を引いたというのは言い訳にもなりません(苦)。