2016秋期論文指導申込締切
夏スク2期は後半戦に突入しましたが、今日は重要な事務手続、秋期論文指導申込の締切日です。消印有効が多い慶應通信の事務手続きの中では珍しい必着なので、紙提出の方は今日の夕方までに日吉の本室窓口まで、そうでない方はkccで今日中に登録の必要があります。自身は卒論を6月に出していますが、試問がダメだった時に受ける指導ってどうやるんだ?みたいな心配も頭をもたげて落ち着きません。本当に出さなくてもよいんだよねぇと。準備して一発で決めなきゃ。
ゲーム理論
今年の夏スクで経済学部(法学部共通)開講科目の最大?の衝撃だったのが2期午前のゲーム理論の新規設定でしょう。私自身は履修取消をしてしまったのですが、200人ほどの受講があると方々のブログで記載があります。実は、卒論で導入するかどうか迷って(結局、ゲーム理論そのものは直接卒論では使わなかったのですが)ましたので渡辺先生の入門教科書は中古で持っています。卒論計画を考える時にこの入門教科書を読んでいて、途方に暮れていたのを思い出しました。単位も並行していた時期です。この教科書では実際の応用の話が結構されているのですが、スクの授業では理論そのものの説明がかなりの比重のように受講されている方のブログを断片的にみる限りでは伺えます(違っていたら申し訳ありません)。
数理に慣れていない人で初めてこの内容を目にするとまず、利得行列で入れる数字はなんでその値なんだってところから???となるやもしれません(下の入門テキストを見ると別に数字に意味はないと書かれているのですが、それでも引きずっちゃうかも。私のように。)。利得行列の読み方、ナッシュ均衡、ゲームの木、バックワードインダクションとか聞き慣れない概念や解き方のオンパレードですからね。これを押さえて初めて展開系だとか部分ゲームとかに。配本科目に出てくるいろいろな図など、経済学は「訓練」が必要な部分が多々ありますが、この分野も多分に漏れずです。代替効果や所得効果と言ったような十八番の図とはまた違う利得行列というものを扱わないといけませんし、しかも現行の政策学や原論の配本ではあまりお目にかからないので多くの方が面食らっているかもしれません。私もその一人です。情報処理量はまま多いかと思います。
私も試問に向けて関係しそうな部分を再度チェックし始めましたが、もう少し薄い新書版の文献から押さえても良いやもと思い出しています。配本のメニューになくても必要ならば独学で自習してみて自分の頭で考える。通信の学びは最後はやはり独立独歩だなぁと。
身の振り方
昨日から履修をキャンセルした夏スク2期がスタートしました。受講の皆様、頑張って下さい。さて、たま~に卒業後どうするのかと身の振り方を聞かれることがあります。聞かれる中で一番多いのが慶應通信2学部目の再学士入学はどう?と言うもの。最近、流行り出しているんでしょうか?前学は慶應通信の分類でいうと法乙に相当する専攻でした。ならば、甲類?はたまた文1類で哲学・倫理系か社会学?妄想は膨らみますが、新しい分野をやることの大変さも今回、痛感しましたし、その前問題として今回も一番出席しやすい2期なのにキャンセルを余儀なくされました。再学士入学の場合、スクの15単位が学習環境の面でかなりの鬼門になりそうです。あとは上の学位を取りに行く?なんてのも聞かれますが、関西なので少なくとも首都圏のところは現状、無理です。と言うことで現状は何も考えていない(考えられない)というところでしょうか。ワークライフバランスを取れないと次の展開はちょっと読めないかなぁというのが現状です。
で、卒試に落ちるってことも??